2003年に発売されたドラマCD「ロマスクバリエ~伝奇的変奏曲~」(バリエシリーズ)の感想というかおすすめしたいので語ります!
(そのうちコミックス全巻の感想も書きたいです)
バリエシリーズはまだ続いていた…!というのを1年ほど前に知り、今の新シリーズも含むコミックス全巻を新たに購入したのでした。
原作・イラスト: 木々 魔術使いシド&リドシリーズ
キャスト
三木眞一郎 (シド・アゼル)
保志総一朗 (リド・アゼル)
堀内賢雄 (ダン・トルヴィル先生)
田中敦子 (キャサリン・ノア)
寺田はるひ(マリア)
栗山浩一(警察署員)・宮島史年 (アナウンサー)・利田優子(アナウンサー)・吉田裕秋(街の人)・新井里美? (クラリス)・木下紗華? (ジュディ)・永島由子(レポーター)
発売日: 2003年07月25日
収録時間: 49分26秒
ドラマCDはコミックス『ロマネスクバリエ』(バリエシリーズ第一弾)に収録されている、2本のお話の音声化でございます。(ドラマCDはこれしか発売していません)
コミックス内での話数
1話 ロマネスクバリエ~伝奇的変奏曲~
3話 アンティークグロリア~追想風聖歌~
キャストトークはありません。
コミックス第一巻↓
木々先生の耽美な世界観と絵柄に保志くんの声がマッチします。
CD化が第一巻のみなのがもったいないくらいなのですが、ものすごく面白い作品なので是非、原作の漫画も見てくださると嬉しいです。
美少年と魔術と兄弟愛が好きな方にはおすすめです。
兄・シドの声は三木さん。これまた耽美な世界に合う声です。ブラコンでマザコンです。初期は少し狂っちゃってる感じなのですが、その不安定で心配になるお兄さんに三木さんの演技が抜群に合うんです。
リドくんは、ブラコンでファザコンです(笑)すぐおじさんに甘えにいってしまうような子です。保志くんにぴったりすぎますね!!!
年上の男性に媚びる男の子に世界一似合うと思っていますよ。
保志総一朗くんが「先生」って言葉を発すると死ぬほど犯罪臭がして好きです。
「僕の可愛い弟君」とか三木さん言っています。
この二人の兄弟はいろいろとノリが怪しくて可愛いです。
「魔術使い」を何度も言う保志くん&三木さんwきちんと言えているあたり、やはりプロはすごいです。多少、言いにくそうというか、神経使って言っているなぁとは感じますがw
私としてはクリークの声を知りたかったなぁ~と思いました。
けっこうレギュラーキャラで、おいしい役なので…(笑)
保志くんの兄が三木さんで、リドくんの大好きな先生が賢雄さんって時点でそりゃもうおいしいんですけどね(笑)
おいしい設定のネタバレ
以下はリドくんの重大な設定のネタバレです!
コミックスでちゃんと読みたい!という人は見ないでくださいね。
魔術使いは女の人が強力な力を持っています。
そしてリドくんはかなり魔術力が強いです。
リドくんは男性に惹かれやすかったり、女の子に間違われやすかったり、背があまり高くならなかったり、自分自身に少し疑問を持っていました。
リドくんは実は、母親のお腹の中では女の子だったのです。
母親は魔術でリドくんを男の子に変えました。
作中でも、魔術で女の子に戻されるシーンもあります。
そして魔術界の最強の魔女になるのでした。
(結局、身体は男の子に戻りました。でも肩書きは魔女です)
性別の不安定なところがすごく保志くんで好きです。
性別不安定と言えば保志くん!ですよね。
ね!!!!
めっちゃおいしいでしょ!!!!
ちなみに次作(新シリーズ)のバリエガーデンでもそうなんですけど、いろいろ性別があやふや~な子が多いので、すごく今のご時世にあってるというか。
私自身もLGBTQ+側の人間なんですけど、そういう人も共感できる部分があると思うんですよね。
性別がどうなろうと気にしない!好きな性別でいい!男でも女でも誰を好きになってもいい!そんな感じで、周りの人間も優しくてあたたかい人ばかりなので、読んでいて「素敵な世界観」だなと思えます。魔術使いというのも、いろんな個性の人がいてもいいんだよ!というメッセージにも受け取れるな…と思っています。
BL作品ではないんですけど、性別を超越している感じですね。BLの枠を超えているというか……。枠組みは必要ない!感じで、もはやBLという言葉は野暮なんですよね!
まだまだシリーズが続いていて謎もありますが、大好きなシリーズです。
ドラマCD化またしてほしいです!
もちろんキャストは変えないでね!!
リドくんの保志くんが好きすぎるから!!!