星蜜

保志総一朗さん沼の情報・感想サイトです!世界に推しの可愛さを独自の表現で発信している有益なブログです。

MENU

VOICARION IX 帝国声歌舞伎~信長の犬~ -信- 夜公演 感想

 

f:id:ichigo0sky:20200924134342j:image

 

f:id:ichigo0sky:20200924134353j:image

 

 

プレミア音楽朗読劇『VOICARION IX 帝国声歌舞伎~信長の犬~』

[日付]9月11日
[会場]帝国劇場
昼夜2公演
<昼公演>13:00開場/14:00開演
<夜公演>18:00開場/19:00開演
[出演]諏訪部順一/紫吹淳/石井正則/水田航生/下野紘/保志総一朗/井上和彦

 

私は夜公演を観劇しました。
ずっと「無観客配信」だと思っていたので、帝国劇場にお客さんが入れるのを知らなくて、チケットを取るのすっかり遅れてしまいました。でも、チケットが取れて良かった…とホッといたしました!あまりネットをちゃんと見ていなくて、本当にこの趣味はネット触っていなかったら終わりだな!と常々感じております(笑)

 

前日、東京は夜から雨予報でしたが、当日の予報では、雨予報が深夜に変わり、傘の出番は無し!

さすが、晴れ男保志くん。

 

保志くんにとってのリジェフェスぶりの観客ありイベント。そして私にとってはBASARA祭ぶりでした。こんなに期間があいたのは(私が声優イベントに定期的に行きだすようになって13年くらい経ちましたが)初めてのことかもしれません。

 

初めての帝国劇場!

 

私はローソンの電子チケットを使用。
はじめてだったのでチケットの見せ方(認証の仕方)がわからず、わたわたしつつチケットのお兄さんに懇切丁寧に教えられるwありがとうございました。
チケット見せたら横のお姉さんにアルコールを手にかけてもらいます。

 

体温測定は無かったな、と思ったらサーモグラフィーカメラが設置されているようでした。
体温高かったらスタッフがすっ飛んでくるのかな??

 

開場時間は一時間あるので、ゆったりと入れるところが良いですね。

 

開場時間から15分後、中のホールの扉が開きました。(それまではロビーで自由待機)
もっといろいろ帝国劇場のなか見ておけば良かった……と今思うと後悔しましたw
あんまりウロウロしないように、動かないようにしよ……って思っていたので。

 

私は二階後方上座。ほぼ最後列でずいぶん高い位置でした。見下ろす感じで見れました。

保志くんの立ち位置も上座で、前回は一幕目・二幕目で上座、下座が交代していたのですが、今回、席は固定。位置替えは無しでした。

 

紫吹淳さんの信長様は想像通り。

石井正則さんの秀吉はまさに「サル」というイメージにぴったり。小さくて短髪で。

しかし、迫力はすさまじく、秀吉の怖さが凝縮されており、私は穏やかな石井さんのお芝居しか知らなかったので、新たな一面を見ることができ感動しました。

特に秀吉の狂気(闇)の部分が本当に怖かった。

 

下野さんの多門はめちゃくちゃかっこよかった!

石田さんの多門よりも、凛々しく厳しいイメージを感じました。

石田さんの多門は、兄のように接しながらも、仕方なく振り回されてしまう感じで、下野さんは男らしいというか、まるで親が息子に怒るような感じというか。

石田さんは「すけまさぁ!あ〜も〜〜!」みたいな感じだけど、下野さんは「資正ァッ‼︎‼︎‼︎(怒)」って感じ。伝わるかな。

下野さんの演技をがっつりとナマで聞く機会は少なかったのでナマで観ることができて良かったです。

私としてはテイルズオブイベント以来でした。(たぶん)

 

水田さんは、浪川さんの時とイメージはブレることなくすんなりと入れました!!



兼ね役を演じている時の保志くんは、以前とイメージが変わっていました。

博多座オリジナルの時は、もっと、ねっとりとした気味の悪さ、怪しさを強調したお芝居だったのですが、今回は以前よりもねっとり感はありません。より自然な感じでした。

私は前より、好きな演技だなーと感じました!

なんか上手い言い回しが見つからない!!!難しい。



信長を討つ時の光秀の口上シーンはは本当に素敵ですね。

そして多門と兼ね役との掛け合いも。



一番最初の秀吉の「欲しい」からのオープニングの流れがすごく好きであそこから急激に物語に吸い込まれていくのですが、カッコイイです。

 

一番好きなシーンは光秀が秀吉に天女を解説するシーンです。

あそこの保志くんの説明の仕方が、本当にわかりやすい!というか、情景が目に入ってくるように感じるのです。

ひとつひとつの言い方が丁寧で、品があり、良家のお坊ちゃんな光秀を感じさせてくれて……。

マイカ(同VOICARIONシリーズ女王の客室に出てくる保志キャラ)の時も思ったのですが、保志くんは本当に品があって華のある演技を自然とできる、保志くんのもともとの育ちの良さ!みたいなものが溢れてるんですよね。

 

そして、笑う光秀が可愛い。笑い声がスーパーウルトラキュート。

他のキャストを見ても……光秀は若くて可愛らしい感じかな?と思いました。(オリジナルが保志くんだからかな???)

 

それぞれの口上?の演技、音楽との融合で、最新の伝統舞台を観ているようでした。

 

休憩なしの二時間十五分かなり大変だったと思います。

 

しかし、休憩がないことにより、物語により入り込めたなと感じられました。

 

キャスト挨拶等はなしで、代表の諏訪部さんが挨拶してくれます。良い声。

コロナじゃなかったら、保志くんは「ぱっぴぃ~!」って挨拶して、ふわふわな空間にしてしまい、声優知らないお客さんに「??????」って魅了できたのに……。
あんな光秀くんや怪しい役をやった保志くんから想像もできないほどのミラクルぱっぴぃワールドを展開できるのに…!と悔しくなりましたねw
みんな~~保志くんの可愛さを知っておくれ~~!

 

キャストみんなで「ありがとうございました!」って言って初めて他のキャストは演じてない素のままにお礼を言うのですが、保志くんが一番可愛い声していました。

下野さんは真面目にハキッとした声でのありがとうございました!だったので、余計に保志くんのありがとうございました!の声の可愛さが目立っていました。

いや、本当、今日イチ可愛い声。(そりゃ地声だからね!)

 

拍手を送りスタンディングオベーションし、ずっと拍手送る。
そして客席に手をふる保志くん可愛かった。

本当はその顔を双眼鏡でじっくり見たかったけど、拍手で精一杯!

 

コロナ下の中、観客ありでやってくださって本当にありがたかったですし、まさか帝国劇場に行けるとは思いませんでした。

保志くんが、帝国劇場に立っているなんて……。

そして帝国劇場に立つ保志くんをナマで拝見できるなんて……。

私は保志くん関連のイベントしかいかないので、初めて行く会場=保志さんの初舞台とかになるわけですが、帝国劇場は本当に感慨深いですね。(博多座もすごいと思いましたが)

 

保志くん自身もミュージカルや舞台等たくさん観に行っていて、非常に思い出深い場所であったと思います。

 

保志くんはもともと人前に出ることを想定していたわけではないので、この舞台を夢見ていたかはわかりませんが……本当に本当に、保志くんが役者をしていて良かった!と思ったし、舞台に立てて良かった!と勝手に感動してます。

 

今までの功績など、すべて認められているんだなぁ…と。

 

今回、声優を何も知らない母を連れて行ったんです。
東京都内在住で、行きやすい場所であり、母は歴史ものが大好きなので。
こういうのだったら、芸能人の方もいるし入りやすいかな?と思って。
母は声優を本当に知らなくて、私が幼い頃から…20年くらいずっと「声優」の話をしていますが母は興味がなく、覚えることも一切せず、本当に本当に知らなくて。
そして、朗読劇にも興味がなかったんです。
(歌手のコンサートや一般俳優の劇を見ることはありますが、朗読劇は動かないし淡々と喋るという印象のようでした)

そんな母が「楽しかった!みんな演技が上手くて入り込めたし、情景がちゃんと想像できた」と言ってくれたのが本当に嬉しかったですね。

 

私たちオタクが朗読劇に入り込むのは当たり前の感覚というか、想像してナンボの世界というか……さんざん、ドラマCDでも鍛えられているし……とにかく、朗読劇に関してネガティブな印象もつまらない印象もないのが当たり前で、推しの演技が見れればイイ!っていうミーハーな感情もついてるせいかもしれませんが……でも、そういう気持ちが一切ない所謂「一般人代表」みたいな母でも「楽しかった」と言ってくれて「芝居が上手」とほめてくれたことがなんだか「推しがちゃんと評価された!」って思えて良かったです。

もちろん、推しは業界にきちんと評価されてるわけですけど……!

藤沢先生は「声優を伝統文化にしたい」と仰っていらして、このヴォイサリオンをはじめたんですよね。日本のサブカルではなく、ちゃんとした伝統文化として。
本当に、本当にそう思います。

 

私としては「一般人の消費物」にされたくない、と思ってしまうオタク心もあって、「ひっそりと守りたい」「知ってる人が知っていればいい」って思う気持ちもあるんですけど、声優の技能というか、演技力としては、世界に匹敵する文化だと思っているので、どんどん前に出てほしい!という気持ちもありますね。

 

とりあえずみんな、保志くんの素晴らしい演技と本人の可愛さを知ってくれ!!!!!

 

 

f:id:ichigo0sky:20200924134400j:image

今回のパンフレット。日比谷シャンテで購入。
写真は以前の公演のを使用しているので保志くんのシルエットうつっています。
保志くんのシルエットだからめちゃくちゃ可愛い。 

 

 

 

 

 安心と信頼のぱっぴぃさん流石です!
よく、石田さんにも言われるよね「いると安心する」って。

叶うならば、石田さんと保志くんで帝国劇場の地を踏んでほしかったなぁ……とも思ってしまったり。

 

 

帝国声歌舞伎『信長の犬』思い出写真館1 | 諏訪部順一オフィシャルブログ「ゼンラオジサン」by Ameba